「スーツケース40Lって、どれくらい入るの?」「何泊用?」「お土産まで入る?」
スーツケースを選ぶとき、容量の感覚って想像以上にわかりにくいですよね。
特に初めての購入や旅行準備で悩んでいる方にとって、失敗しないためには“リアルな使用感”が一番の判断材料です。
私はスーツケースレンタル会社で4年半勤務し、数百人以上の利用状況や荷物の実例を見てきました。
その経験をもとに、「40Lスーツケースって実際どれくらい入るのか?」を徹底解説します。

この記事を読むと分かること:
・40Lに入る荷物の目安(衣類・靴・小物)
・男女で異なる荷物量と工夫の違い ・3泊4日のリアルなパッキング事例
・お土産の収納スペースは確保できるか?
・出張や帰省など用途別の適正旅行日数
・季節による荷物量の違いと対策
・機内持ち込み可否やサイズ・重量の具体例
・購入時に失敗しない注意点や選び方のコツ
・おすすめの人気スーツケースランキングTOP5
実際40Lのスーツケースはどれくらいの荷物が入る?

スーツケースを選ぶときに「40Lってどれくらい入るの?」と疑問に思う方はとても多いです。
特に初めてスーツケースを買う方や、旅行日数で悩んでいる方にとって、容量の感覚は掴みにくいもの。私はスーツケースレンタル会社で4年半勤務してきた中で、40Lサイズは非常に問い合わせが多く、実際に使われる場面も多かったサイズです。
今回はその実務経験をもとに、40Lで入る荷物の中身や、性別・旅行スタイルによる違い、実際の収納例、さらにお土産スペースや上手に収めるコツまで、現場感たっぷりに解説していきます。
40Lに入る荷物の目安【衣類・靴・小物】
40Lスーツケースに入る荷物は、旅行日数や持ち物の種類によって変わりますが、実際にレンタル業務でお客様がよく持ち運んでいた中身をもとに、具体的な目安を紹介します。
【3泊4日旅行での標準的な荷物構成】
- 衣類:Tシャツ3~4枚、ズボン2本、インナー上下4セット
- 羽織り物:薄手のジャケット1枚
- 靴:1足(現地で履き替え用)+サンダル(夏の場合)
- 洗面用具:歯ブラシ、洗顔、化粧品、シェーバーなど
- 小物:充電器、折りたたみ傘、タオル、マスク
- 雑貨:モバイルバッテリー、薬類、アイマスク
このように、40Lで最低限の旅行用品はほぼ問題なく収まります。
ただし、かさばる衣類(セーターや厚手のジーンズ)やシューズを2足以上持っていく場合は余裕がなくなることもあるため、コンパクトなアイテムを選ぶ工夫が必要です。
また、旅行先の気候やアクティビティによって荷物が変わることもあります。海や山に行く場合は水着・登山靴など特殊な荷物が増えるため、事前に旅行内容をしっかり確認し、それに応じてパッキング計画を立てるのがポイントです。
男性と女性で変わる荷物量と工夫点

40Lに入る荷物の量は、性別によっても意外と大きく差が出ます。これは体格の差ではなく、持ち物の種類と数の違いによるものです。
レンタル時の返却状況やお客様の声をもとに、男女別の荷物傾向と工夫ポイントを解説します。
【男性の傾向】
- 衣類はコンパクトかつ少なめ(Tシャツ+パンツでOK)
- 洗面用具が小型(化粧品やヘアセット用具が少ない)
- 予備やオシャレ着が少なく、最低限を持っていく人が多い
【女性の傾向】
- 衣類のバリエーションを重視(気温差やTPOに合わせて着替える)
- 化粧品、スキンケア、ヘアアイロンなどでポーチが増えがち
- 靴やアクセサリーを複数持つ傾向あり
このため、同じ40Lでも女性の方が「入らない」と感じることが多く、逆に男性は余裕を持てるケースが多いです。
【工夫ポイント】
- 化粧品類はトラベル用に小分けし、ジッパー袋で省スペース化
- 衣類は色やシルエットを統一し、着回しやすいコーデを意識する
- ポーチを減らし、仕分け袋に統合して1袋にまとめる
- ヘアアイロンはコンパクトタイプを活用
荷物の優先順位を明確にし、「なくても困らない物」は思い切って置いていくのも快適な旅のコツです。
3泊4日で実際に入れてみた実例
「40Lで3泊4日なんて無理じゃないの?」という声をレンタル現場では何度も聞きました。
ですが、実際にお客様の荷物や、自分で検証した結果から言えば、コツさえ押さえれば十分可能です。ここでは、私が40Lスーツケースに3泊4日分の荷物を実際に詰めたリアルな内容を紹介します。
【旅行シチュエーション】
・行き先:大阪(都市部)
・季節:10月中旬(朝晩は涼しい)
・目的:観光メイン+1日だけ少しおしゃれなディナー
【実際に入れた中身】
- Tシャツ×3
- 薄手ニット×1
- デニム×1、ワイドパンツ×1
- 下着・靴下×各4日分
- 折りたたみパーカー×1(朝晩用)
- スニーカー(履いていく)、パンプス(スーツケース内)
- 化粧品一式(トラベルボトルに詰め替え)
- 洗面ポーチ(歯ブラシ、洗顔、クレンジング)
- モバイルバッテリー、充電ケーブル類
- 折りたたみ傘、小型ポーチ、サコッシュバッグ(街歩き用)
上記の内容でスーツケースの9割弱が埋まるイメージでした。
厚手の衣類は少なく、夏物に近い服装だったことも余裕を作る要因です。衣類はすべて「丸める」方式で収納し、隙間には靴下や下着を詰めて無駄をなくしました。
【ポイント】
- 衣類はかさばらないアイテムを選び、着回しを意識する
- ポーチ類は統一サイズでまとめて、収納効率アップ
- パッキング時に「初日〜最終日」をイメージすると無駄が減る
また、旅行先で使うものをすべてスーツケースに詰めるのではなく、「手持ちバッグ(サコッシュやトートなど)」とうまく役割分担することも重要です。スマホ・貴重品・ガジェット類はそちらに集約することで、40L内のスペースを最大限有効活用できます。
何泊ならお土産スペースを確保できる?

40Lスーツケースを選ぶ方にとって、悩ましいのが「お土産を入れるスペースがあるかどうか」。
結論から言うと、2泊3日なら余裕あり、3泊4日はギリギリ、4泊以上は圧縮や工夫が必須です。私はレンタル会社で返却後のスーツケースの中身を確認することも多かったのですが、お土産でパンパンになっていたり、別の紙袋を持って帰る方も少なくありませんでした。
【泊数別・お土産スペースの余裕感】
泊数 | スペースの余裕 | 工夫なしでOK? | 工夫が必要なレベル |
---|---|---|---|
1〜2泊 | 十分あり | ◎ | × |
3泊 | ほぼ使い切る | △ | ◯ |
4泊以上 | ほぼなし | × | ◎ |
3泊を超えてくると、衣類や小物だけでスーツケースがほぼ埋まり、お土産を入れるスペースはかなり厳しくなります。ただし、いくつかの工夫をすれば解消可能です。
【お土産スペースを確保するためのコツ】
- 圧縮袋は必須アイテム
衣類やタオルなどかさばるアイテムを圧縮すれば、体積は最大で30〜40%減ります。特に冬場の旅行では効果絶大です。 - 不要なものを現地で捨てる発想
古いTシャツや下着を旅行用として使い、帰りに捨てる方法も。スペース確保だけでなく、帰路の荷物軽減にもつながります。 - お土産の種類を見直す
箱菓子や瓶類など重くてかさばるものより、小袋タイプや個包装のお菓子、コンパクトな雑貨を選ぶのがおすすめ。 - サブバッグを活用する
帰りは折りたたみ式のトートやエコバッグを1枚用意しておき、スーツケースに入らなければそれに分けて持ち帰る手もあります。 - 往路で余白を意識したパッキング
最初から片面を7割程度に抑えるつもりで荷物を詰めると、帰路の追加分にも対応しやすくなります。

特に、女性のお客様からは「行きより帰りのほうが明らかに重くなった」という声を多く聞きました。理由を聞くと、コスメやお菓子をたくさん買ってしまったとのこと。
旅先での買い物は楽しみのひとつですが、それに対応できるよう、スペースを作る意識を持ってパッキングすることが非常に重要です。
スーツケース40Lは何泊用?旅行日数と用途をリアル解説

スーツケースの容量に悩んでいる方にとって、「40Lは何泊向きなのか?」という疑問はとても重要なポイントです。
特にネット通販で購入する場合、実物を見られないぶん、数字だけでは判断しづらいですよね。
私はスーツケースレンタル会社で4年半働く中で、何百人ものお客様の荷物や使用用途を見てきました。その経験から言えるのは、40Lはまさに「ちょうどいい」サイズだということ。
ただし、旅行のスタイルや季節、個人の荷物量によっても向き不向きは異なります。
ここからは、40Lスーツケースが何泊用なのか、出張や観光、季節変動なども加味しながらリアルに解説していきます。
目安は2〜4泊【レンタル現場の実感】
40Lスーツケースの使用目安は、一般的に「2泊〜4泊」が最適です。
これはメーカーや販売店でもよく言われていることですが、実際に現場でお客様のパッキング例を数多く見てきた私から見ても、これはかなり現実的な数字です。
【日数別・収納の目安】
旅行日数 | 衣類の量 | その他のアイテム | 収納の余裕感 |
---|---|---|---|
1泊2日 | 非常に少ない | 洗面用具・着替え1セット | 十分余裕あり |
2泊3日 | 標準的 | 衣類+靴or小物類 | 余裕あり |
3泊4日 | やや多め | 羽織りや靴なども追加 | ギリギリ |
4泊5日 | 工夫が必要 | 圧縮袋・仕分け前提 | かなりタイト |
実際、2泊〜3泊の旅行で40Lを利用される方が最も多く、ゆとりをもってパッキングできる印象です。
3泊を超えてくると、お土産や天候に備える服など「想定外の荷物」が増えるため、収納の工夫(圧縮袋や軽量衣類の活用)が不可欠になります。
また、「荷物が多めの人は1サイズ上を選ぶべきですか?」という質問もよく受けましたが、旅先での移動や階段、車内スペースなどを考えると、40Lのコンパクトさは大きなメリットです。むやみに大きいスーツケースを選ぶよりも、自分の必要な荷物をしっかり見極めて、40L内で収めるスキルを磨く方がコスパも満足度も高いです。
さらに最近では、40Lでも軽量モデルや拡張機能付きのものも登場しており、機能性でカバーできる場面も増えています。パッキングに自信がない方は、まず2泊3日程度の旅行から40Lを試してみると、感覚を掴みやすいですよ。
→【2泊3日】女性におすすめの軽量スーツケースTOP10と選び方
→3泊4日スーツケースの大きさは?適正サイズを徹底解説!
→4泊5日の旅行に最適なスーツケース容量は何リットル?失敗しない選び方を解説!
出張・観光・帰省での適正日数

40Lのスーツケースは、一見コンパクトに見えますが、出張・観光・帰省といった用途別に見てみると非常に汎用性が高いサイズです。
私がスーツケースレンタル会社に勤めていた4年半のあいだでも、40Lは「迷ったらこのサイズ」と言われることが多く、特に短期旅行や2〜3泊程度の出張には非常に人気がありました。
■ 出張の場合|2泊3日までが理想的 ビジネス出張では、スーツ・シャツ・インナー類に加え、ノートパソコンや書類を持参する方が多く、意外と荷物がかさみます。ただし、ビジネスホテルにはアメニティが充実しているため、洗面用具などを省略できることが多く、衣類とガジェットに集中したパッキングが可能です。
■ 観光旅行の場合|3泊までが目安 観光では「歩きやすい服装+着替え」が基本になるため、カジュアルな衣類が中心となります。天候を考慮して傘や羽織りものを追加することもあり、多少の余裕を持ったパッキングが必要です。
■ 帰省の場合|2泊〜4泊で使いやすい 一人暮らしの方が実家に帰省するケースでも、40Lは非常にちょうど良い容量です。特に帰りに地元の食品や荷物が増えることを想定し、行きは6〜7割程度のパッキングに抑えるのがポイント。
このように、用途によって向き不向きはあるものの、工夫次第で40Lは非常に万能なサイズです。
冬と夏で1泊分の荷物はどれくらい違う?
旅行の準備をするとき、季節による荷物の差はとても大きな影響を与えます。
特に冬は衣類がかさばるため、「夏と同じ日数でも入りきらない」と感じる方が多くいます。
【冬と夏の荷物の違い(1泊分)】
項目 | 夏(軽装) | 冬(防寒あり) |
トップス | 半袖Tシャツ | ニット・セーター |
アウター | なし(羽織程度) | 厚手コート、ダウン |
パジャマ | Tシャツ・短パン | 長袖上下+ルームソックス |
靴 | サンダル or スニーカー | ブーツ・防寒靴 |
冬は1泊増えるごとに「1.5泊分」の荷物が必要になる感覚です。
ニットやヒートテック、マフラーなど、1つ1つは軽くても体積を取るため、冬の旅行では圧縮袋がほぼ必須になります。
40Lで冬の3泊以上を目指すなら、軽量ダウン・コンパクト衣類の活用、現地での使い捨てインナー持参など、荷物量そのものを調整する工夫も重要です。
家族旅行でのサブバッグとしての活用法

家族旅行では1人1台のスーツケースではなく、「大きめ+サブで40L」を使う組み合わせがよく見られます。
特に小さなお子様がいるご家庭では、メインの大型スーツケースに家族全員分の衣類をまとめ、40Lをママ・パパ用の貴重品+必要品バッグとして使うスタイルが便利です。
- 子どもの着替え・おむつ・おやつなどを取り出しやすく入れる
- 観光中に使う折りたたみ傘や薬類もまとめて収納
- お土産を入れる余白を確保しやすい
私の経験では、3人家族で「80L+40L」の2台持ちが最もストレスが少なく、パッキングのバランスが取りやすい組み合わせでした。
旅先での行動時にも、小回りが利く40Lがあることで移動が快適になります。
一人暮らしの帰省・短期出張に最適?
一人暮らしの方が年末年始や連休などで実家に帰省する際、40Lはちょうどいいサイズです。
洗面用具やドライヤーは実家にある前提で持っていかなくていいケースが多く、衣類とガジェット類が中心になります。
また、急な出張にも対応しやすく、1泊〜2泊ならビジネス着+私服+PC周辺機器がしっかり収まります。実際にレンタルでも「急な出張で2泊だけ使いたい」という理由で40Lを選ぶ方が非常に多かったです。
■ 帰省におすすめな理由
- 行きは軽め、帰りはお土産でちょうど埋まる
- 現地で不要なものは置いてくることもできる
- 電車や新幹線での移動でも取り回しやすい
一人暮らし×40Lは「身軽でちょうどいい」組み合わせ。パッキングの負担も少なく、準備もラクなので、定番として持っておきたいサイズです。
40Lスーツケースのサイズ感・重さ・機内持ち込み可否まとめ

40Lスーツケースを選ぶ際に「サイズは?」「重さは?」「機内に持ち込める?」といった細かな疑問は誰もが抱きます。
容量だけ見ても、実際の寸法や航空会社の規定によっては、想像以上に大きく感じたり、逆に小さく感じたりするものです。
私がスーツケースレンタル会社で4年半働いた経験から言えるのは、40Lというサイズは“絶妙に迷う”容量だということ。
この項目では、メーカー別の実寸データ、機内持ち込みの基準、重さの平均値、見落としがちな注意点、さらには身長や体格による使いやすさまで、40Lを深掘りしていきます。
40Lのサイズ・寸法一覧
40Lスーツケースといっても、実際のサイズはメーカーやモデルによって差があります。
容量はあくまで目安であり、外寸(縦×横×奥行き)が航空会社の規定に収まっているかどうかが重要です。
以下に、国内外の主要メーカーが出している40L前後のスーツケースのサイズ実例をまとめます。
メーカー | 型番・シリーズ | 容量 | サイズ(cm) | 重量 |
---|---|---|---|---|
サムソナイト | コスモライト55 | 36L | 55×40×20 | 約2.1kg |
リモワ | エッセンシャル キャビン | 37L | 55×39×23 | 約3.2kg |
エース | パリセイドF 04018 | 42L | 55×40×25 | 約3.1kg |
アメリカンツーリスター | スピナー55 | 41L | 55×36×24 | 約2.9kg |
レジェンドウォーカー | 5122-48 | 40L | 48×35×25 | 約2.7kg |
実際には、同じ「40L」でも高さや奥行きに違いがあるため、収納効率や見た目の大きさはかなり印象が異なります。
さらに、内装の仕切りやキャスターの位置によっても内部の使いやすさが変わるため、見た目だけで判断せず、実寸まで確認することが大切です。
40Lは機内持ち込みOK?航空会社別に比較

国内外の多くの航空会社では、機内持ち込み手荷物のサイズに制限があります。
一般的な規定は「3辺合計が115cm以内」「高さ55cm×幅40cm×奥行25cm以下」などですが、航空会社ごとに微妙な違いがあります。
【主要航空会社の機内持ち込みサイズ】
航空会社 | 機内持ち込みサイズ(cm) | 備考 |
JAL(日本航空) | 55×40×25 | 国内線・国際線共通 |
ANA(全日空) | 55×40×25 | 重量は10kg以内 |
スカイマーク | 55×40×25 | 小型機は変動あり |
ジェットスター | 56×36×23 | 有料で+7kgまで可能 |
ピーチ | 50×40×25 | かなり厳しめ |
上記の通り、40Lスーツケースであればサイズ的にはほとんどの航空会社で機内持ち込み可能ですが、「持ち込み可」と記載されていても、突起物込みの外寸がオーバーしているとNGになるケースもあります。特にピーチやLCC系はチェックが厳しいため、事前に外寸を確認することが非常に大事です。
→機内持ち込みスーツケースの容量って何リットルなの?プロが答えます!
40Lの重さは?素材やモデルで変わる
40Lスーツケースの重さは、一般的には2.5kg〜3.5kg程度です。
ただし、素材や設計によってかなりの差が出ます。
【素材別・重さの特徴】
- ポリカーボネート製:軽くて柔軟、2.5kg〜3.0kgが主流。持ち運びやすく、レンタルでも人気。
- ABS樹脂製:コスト重視モデルでやや重め。価格は安いが3.0kg〜3.5kgに達することも。
- アルミ製:見た目は高級感があるが圧倒的に重い。40Lでも4kg超えることもあり。
また、同じ素材でも「キャスターの数」「フレームタイプ(ファスナー式かアルミフレームか)」「内装構造」によっても重量差が生まれます。
旅行時に階段を使う、持ち上げる機会が多い人は、2.5kg前後の超軽量モデルを選ぶのがおすすめです。
→アルミスーツケースのデメリット完全ガイド!購入前に知っておきたい真実
【注意】40Lでも機内NGになる寸法オーバー例

「40L=機内持ち込みOK」と思い込んで購入し、空港でサイズオーバーを指摘されるケースも意外と多くあります。
特に注意すべきは、キャスターや取っ手を含んだ“外寸”でNGになるパターンです。
【よくあるNG例】
- 本体サイズは55×37×22だが、キャスター含めると58cm超え → NG
- 拡張機能付きで荷物が膨らみ、25cm→27cmに → NG
- 「国際線OK」と記載あるが、LCCではオーバー → NG
これを防ぐには、以下のポイントをチェックしてください:
- 商品ページで“外寸”と“本体サイズ”を必ず確認する
- 拡張機能をオフにした状態での寸法を基準にする
- キャスター込みの3辺合計が115cm以内かを自分でメジャーで測っておく
また、LCCではサイズチェックゲージを用いて物理的に確認されることがあり、規定を1cmでも超えると追加料金がかかるため、ギリギリの寸法は避けるのが無難です。
身長・体格別|持ちやすさとサイズ感のリアル
40Lスーツケースは、サイズそのものは小ぶりですが、持つ人の身長や体格によって感じ方が大きく異なります。
【持ちやすさの実感値】
- 身長150cm以下の方:40Lは非常に扱いやすい。引きずっても脚に当たりにくく、階段や段差でも軽快。
- 身長160〜170cm:標準的なサイズ感。手元が疲れにくく、公共交通でもストレスなし。
- 身長175cm以上の男性:やや物足りなく感じる人も。引くと少し腰を曲げる感覚が出ることもあり。
また、体力面でも評価が分かれます。高齢者や女性、力に自信がない方にとっては40Lサイズは非常に楽なサイズ。一方、体格が大きく、荷物も多い方にとっては「ちょっと小さいな」と感じる可能性があります。
私の経験では、「機内に持ち込めて、階段や混雑時にもスムーズに動ける」サイズとして、身長150〜170cmの方に特にフィットする印象でした。40Lは“見た目以上に軽く・扱いやすい”という実感を持つ方が多く、迷っているならぜひ一度使ってみてほしいサイズです。
40Lサイズを選ぶときの注意点と失敗しないコツ

40Lスーツケースはコンパクトで扱いやすい反面、選び方を間違えると「思ったより荷物が入らない」「移動が不便」と感じてしまうこともあります。
スーツケースレンタル会社で4年半働いてきた私の経験では、サイズ感よりも“機能”で失敗するケースが多く見られました。
拡張機能の有無やキャスター性能、PC収納のスペースなど、見落としがちなポイントを押さえておくだけで、旅行の快適さが格段に変わります。
ここでは、購入後に後悔しないためのリアルな注意点と選び方のコツをまとめて解説していきます。
拡張機能やPC収納スペースはあると便利?
40Lという限られた容量を有効に使うには、拡張機能やPC収納の有無が大きな差を生みます。
拡張機能とは、ファスナーを開けることでマチが広がり容量が増える仕組みのこと。
特に帰路でお土産が増えることを想定すると、拡張機能付きはかなり便利です。
【拡張機能のメリット】
- お土産や現地で買った衣類を収納できる
- 行きは軽く、帰りはしっかり収納できる
- LCC搭乗時は拡張せず、機内持ち込み基準内に収められる
一方で注意したいのは、「拡張したままでは機内持ち込み不可になる」可能性。
機内に持ち込む予定がある人は、拡張状態の外寸を事前に確認することが必須です。
また、PC収納スペースがあるモデルは、出張やワーケーション利用の方に特におすすめです。ノートパソコンやタブレットを専用ポケットに入れておけば、空港やホテルでの出し入れもスムーズ。最近では15インチまで対応したパッド付きのポケットを備えるモデルも多く、仕事での利用頻度が高い人にはかなりのストレス軽減になります。
購入前に確認すべきポイント:
- 拡張後のサイズ(3辺合計が115cm以内か)
- PCポケットの位置(メインスペースか外ポケットか)
- 緩衝材入りかどうか(壊れやすい機器を入れる場合)
40Lという制限の中でも、こうした細かな機能があるだけで“使い勝手”は何倍にも変わります。
用途に合わせて賢く選ぶのが、失敗しないコツです。
拡張機能のデメリットが知りたい方は下記の記事をご覧ください♪
→拡張機能付きスーツケースのデメリットは?購入前に知るべき注意点
キャスター性能で移動の快適さが激変する

スーツケースの快適さを左右する最大のポイントのひとつが「キャスター性能」です。
レンタル現場でも、クレームや交換の理由で一番多かったのがキャスターに関するもの。
特に40Lサイズはコンパクトな分、「動きやすさ=快適さ」に直結するため、見逃せないポイントです。
【良いキャスターの特徴】
- 静音性が高い:深夜や早朝のホテル、石畳での移動に差が出る
- 360度回転タイプ:狭い空港や電車内でも方向転換がスムーズ
- 大型キャスター:段差やデコボコ道でも安定した走行が可能
一方で、安価なモデルや量販店モデルの中には、耐久性の低いキャスターが使われているケースもあり、2〜3回の使用で割れたり回転が悪くなったりすることもあります。
実際にレンタル後の返却時に「転がりが悪くて疲れた」「ずっと斜めに引かないと動かなかった」という声があったモデルには、ほぼ共通してキャスターの品質に問題がありました。
【チェックポイント】
- ゴム製 or プラスチック製か(ゴムの方が静音・耐久性に優れる)
- 2輪 or 4輪(4輪推奨。特に機内持ち込みする人には必須)
- キャスターの取り付け角度や可動域(引いたときの安定性)
スーツケースは“引く時間”が圧倒的に長い。だからこそ、キャスターにこだわることが結果的に疲労軽減と快適な旅行体験につながります。
【レンタル現場で多かった】購入後に後悔しやすいパターン
スーツケースを購入したあと、「あれ?思ってたのと違う…」という後悔の声は意外と多いです。
レンタル現場では、実際に使ってから「このタイプは使いづらかった」と言って別モデルをリピートするお客様も珍しくありませんでした。
以下は、特に後悔の声が多かったパターンです。
【よくある後悔パターン】
- 拡張機能がなくて帰りの荷物が入らなかった
- キャスターがうるさくて、駅で恥ずかしい思いをした
- フレームタイプが重くて持ち運びがしんどかった
- ポケットが少なく、整理ができずごちゃごちゃに
- 安価なモデルでキャスターがすぐ壊れた
こうした失敗を防ぐには、“見た目”や“価格”ではなく、用途に合った機能性・使いやすさに注目することが大切です。
【購入前に確認すべき質問】
- 帰りに荷物が増える予定はある?→拡張機能
- 街中や電車で長時間移動する?→静音キャスター
- よく使う小物はある?→外ポケット・仕分け機能
レンタルだからこそ分かったのは、「安くても使いにくいと満足度は一気に下がる」ということ。自分の旅行スタイルにフィットする機能を重視すれば、40Lでもストレスなく快適に使えます。
将来長く使うか?短期用途か?目的別に見る判断基準

スーツケース選びは、“今の旅行”だけで選んでしまうと後悔することが多々あります。
特に40Lのようなサイズは「数回しか使わない出張用」なのか、「これから何年も使う予定がある」のかで選ぶポイントが変わってきます。
【目的別・選び方の基準】
用途 | 優先すべきポイント | おすすめの仕様 |
---|---|---|
短期出張・1回きりの旅行 | 軽さ・価格 | ファスナー式・軽量モデル |
頻繁な旅行・長期使用 | 耐久性・機能性 | フレーム式・静音キャスター・保証付き |
私の経験では、「1回しか使わないかも」と言って安価なモデルを買った人が、結局その後も旅行にハマって何度も使い、結局「最初からいいものを買っておけばよかった」と後悔するパターンがとても多かったです。
また、長期利用を見込むなら、メーカーのサポート体制や保証期間も重要です。
国内ブランドであれば修理対応もスムーズで、パーツ交換なども対応してくれるため、結果的に長く使える可能性が高まります。
【選び方の最終チェックポイント】
- 今後の旅行予定は?(回数・期間・移動手段)
- 重視するのは価格?それとも使いやすさ?
- スーツケースに何を期待するか?(収納力・安心感・見た目)
「安物買いの銭失い」にならないためにも、40Lという微妙なサイズこそ“目的と使用頻度に合った選び方”をするのが、後悔しない最短ルートです。
レンタル会社で大好評だったスーツケースランキングTOP5
スーツケースレンタル会社で4年半勤務する中で、実際にお客様からの満足度が高く、リピート率も非常に高かったモデルをランキング形式でご紹介します。
「軽さ・丈夫さ・使いやすさ」を軸に評価が分かれましたが、TOP5に入るスーツケースはどれも現場で“間違いない”と太鼓判が押されていたものばかり。
迷っている方は、このランキングを参考にすれば、絶対に後悔しないはずです。
順位 | 商品名 | 画像 | 購入リンク | 価格(円) | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | エース クレスタ | ![]() | ![]() | 13,090 | 89% |
2位 | レジェンドウォーカー | ![]() | ![]() | 12,780 | 86.2% |
3位 | MAIMO | ![]() | ![]() | 16,980 | 83.7% |
4位 | グリフィンランド | ![]() | ![]() | 13,980 | 83.5% |
5位 | イノベーター | ![]() | ![]() | 23,980 | 83% |
🏆 1位:[エース] スーツケース クレスタ

特徴 | 説明 |
---|---|
📦 エキスパンド機能 | 荷物が多くなった際に容量アップ可能!旅先での買い物も安心。 |
🔍 隠しポケット | 外からもアクセスできる便利な収納ポケット付き。 |
🛞 双輪キャスター | 旋回性抜群!スムーズな方向転換が可能。 |
🔒 TSAダイヤルロック | カギ不要の3桁ダイヤル式で、施錠したまま預け入れOK。 |
📐 豊富なサイズ展開 | XS(1~2泊)・S(2~3泊)・M(5~7泊)・L(7~10泊)とシーンに合わせて選べる! |
🎨 9色のバリエーション | クラシックカラーからポップな色まで、お気に入りのデザインが見つかる。 |
🔹 レンタル回数:373回
🔹 満足度:89%(高評価数:332件)
💬 お客様の声 🗣️ 「旅行帰りにお土産を買いすぎても、エキスパンド機能でしっかり収納できた!」
🗣️ 「キャスターがスムーズで、移動がとにかくラク!駅や空港でもストレスなし。」
💬 私の一言コメント
🏆 2位:[レジェンドウォーカー] スーツケース アルミフレーム

特徴 | 説明 |
---|---|
🛞 360度静音ダブルキャスター | 静かでスムーズな走行が可能!ストレスフリーな移動を実現。 |
🔗 フック付き台座 | 荷物を掛けられる便利なフック付きで、移動中の使い勝手◎。 |
🔄 オートリターンハンドル | 手を離すとゆっくり戻るハンドルで、スマートな操作感。 |
📏 多段階調整可能キャリーバー | アルミ製で軽くて丈夫!好みの高さに調節できる。 |
🔒 ダイヤル式TSAロック | カギ不要のダイヤル式ロックで、空港でも安心。 |
💼 ユニセックスデザイン | ビジネスからカジュアルまで、どんなシーンにも馴染む洗練されたデザイン。 |
📐 豊富なサイズ展開 | 1~3泊(35L)・3~5泊(51L)・7泊以上(83L)の3サイズ展開! |
🎨 11色のバリエーション | シックなカラーから個性的な色まで、選べる楽しさ。 |
🔹 レンタル回数:393回
🔹 満足度:86.2%(高評価数:339件)
💬 お客様の声 🗣️ 「ハンドルがゆっくり戻るのが想像以上に便利!片手が塞がっていてもスムーズに扱えた。」
🗣️ 「ダブルキャスターで静かに動かせるから、早朝や深夜の移動でも気を遣わなくて済む!」
💬 私の一言コメント
「アルミフレームの高級感と耐久性が魅力。出張や旅行でタフに使うならこれ一択!サイズ・カラー展開も豊富で、自分にピッタリの一台が見つかるはず。」
🏆 3位:[MAIMO] キャリーケース

特徴 | 説明 |
---|---|
🔧 スペア付き交換可能キャスター | 付属の六角レンチで簡単に交換可能!キャスター故障で買い替える必要なし。 |
🛑 キャスターストッパー | 坂道や電車の揺れでもしっかり固定!片足で簡単にON/OFFができる便利機能。 |
🔇 静音ダブルキャスター | HINOMOTO製の最新タイヤ素材を採用し、従来比で騒音20デシベルカット。 |
💪 高耐久&軽量ボディ | ドイツ開発のポリカーボネート素材で、耐久性抜群&傷・汚れに強い。 |
📐 豊富なサイズ展開 | SS(日帰り~3泊)・S(1~3泊)・M(3~6泊)・L(6~10泊)の4サイズ! |
🎨 9色のバリエーション | スタイリッシュなデザインで、カラーバリエーションも豊富! |
🔹 レンタル回数:311回
🔹 満足度:83.7%(高評価数:260件)
💬 お客様の声 🗣️ 「キャスターストッパーが想像以上に便利!電車で立っていてもスーツケースが動かない。」
🗣️ 「交換用キャスター付きだから、長く使えてコスパがいい!」
💬 私の一言コメント
「ストッパー付きで揺れる電車内や坂道でも安心!交換用キャスターも付いていて、長く愛用できるのが嬉しいポイント。耐久性と軽さを両立したバランスの良いスーツケース。」
🏆 4位:[グリフィンランド] スーツケース キャリーケース

特徴 | 説明 |
---|---|
📦 大容量&サイズ展開 | 1~3泊(39.1L)・3~5泊(61.9L)・5~10泊(94.7L)と用途に合わせて選べる! |
🎨 8色のカラーバリエーション | 落ち着いた色からポップな色まで、豊富なラインナップ! |
💪 高耐久ボディ | 丈夫で長持ちする素材を採用。長期間の旅行や出張にも最適。 |
🛞 スムーズなキャスター | 静音性と耐久性を兼ね備えたホイールで、快適な移動を実現。 |
🔗 便利な収納設計 | しっかり荷物を固定できる内装ストラップ付きで、荷崩れしにくい! |
🔹 レンタル回数:291回
🔹 満足度:83.5%(高評価数:243件)
💬 お客様の声 🗣️ 「サイズ展開が豊富で、自分の旅行スタイルに合うものを選べるのが嬉しい!」
🗣️ 「軽量なのに収納力も抜群!キャスターもスムーズで快適でした。」
💬 私の一言コメント
「手頃な価格で耐久性もしっかりしているバランスの良いスーツケース。シンプルなデザインと使いやすさで、初めてのスーツケース選びにもおすすめ!」
🏆 5位:[イノベーター] スーツケース INV50

特徴 | 説明 |
---|---|
🌍 世界的デザイン賞受賞 | スタイリッシュなデザインはヨーロッパをはじめ世界各地で評価され、ニューヨーク近代美術館にも永久コレクションとして認定! |
🛫 新しいライフスタイルにフィット | 「Beyond Boundaries」 のコンセプトのもと、自由な移動をサポートするデザインと機能性を両立。 |
🎨 圧倒的なカラーバリエーション | 19色展開で、個性的なカラーが豊富!自分のスタイルに合う色が必ず見つかる。 |
💼 軽量&耐久性◎ | ヨーロッパデザインの美しさと、機能性を兼ね備えたスーツケース。 |
✨ ユニークなデザイン | シンプルながらも個性的なルックスで、周りと差をつけられる! |
🔹 レンタル回数:289回
🔹 満足度:83%(高評価数:240件)
💬 お客様の声 🗣️ 「19色もあって選ぶのが楽しい!他と被らないデザインが気に入りました。」
🗣️ 「軽くて扱いやすいのに、デザインもおしゃれでテンションが上がる!」
💬 私の一言コメント
「デザインにこだわるなら間違いなくコレ!19色の豊富なカラーと、世界で評価されたデザイン性の高さが魅力。ただし、機能面よりもデザイン重視の人向けかも。」
まとめ
本記事では、スーツケース40Lのリアルな使用感を「旅行日数」「荷物量」「機内持ち込み可否」など多方面から解説しました。
スーツケースレンタル会社で4年半勤務した経験をもとに、現場で感じた“実際のサイズ感”や“利用者の傾向”を踏まえた内容となっています。
最後に、本記事のポイントを振り返ります:
・40Lスーツケースは基本2~4泊向き(特に3泊が最適)
・男女で荷物量に差が出るため、工夫ポイントが重要
・冬場は厚手衣類により収納が厳しく、圧縮袋が必須
・40Lでも航空会社によっては機内持ち込みNGになることも
・拡張機能やキャスター性能など、見落としがちな要素で後悔しがち
・ランキングTOP5では、軽さ・機能・満足度が高いモデルを紹介
旅行や出張に向けて、スーツケース選びで迷っている方は、ぜひこの内容を参考に“後悔しない選択”をしてください。
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