「aceのスーツケースって壊れやすいの?」そんな疑問を抱えている方に向けて、スーツケースレンタル会社で4年半勤務していた筆者が、実体験と修理データをもとに徹底解説します。
SNSや一部の口コミで「壊れやすい」という声を目にすることもありますが、正しい選び方・使い方・保証制度の理解があれば、aceはむしろ長く安心して使える優秀な国産ブランドです。
この記事では、「なぜ壊れやすいと感じる人がいるのか」「どこを見れば耐久性を判断できるのか」「どのモデルが長持ちするのか」といった、購入前に知っておくべき情報をわかりやすく解説しています。
実際のレンタル現場の声も交えながら、本当に信頼できるスーツケースを選ぶための全知識をお届けします。

▷この記事を読むと分かること:
- aceスーツケースが壊れにくい理由と構造的な強みが分かる
- 「壊れやすい」という声の背景にある誤解が分かる
- 素材・パーツごとの耐久性の実態が分かる
- 修理データから見る壊れやすい傾向とその回避法が分かる
- モデル別の耐久性や選び方のコツが分かる
- 正規保証の内容と注意点が分かる
- 他ブランドとの違いやaceを選ぶべき理由が分かる
aceのスーツケースは壊れやすい?【現場経験から見た結論】

「aceのスーツケースって壊れやすいの?」という疑問は、購入を検討している方にとって非常に大きな不安だと思います。
私自身、スーツケースレンタル会社で4年半にわたって何百個ものace製スーツケースを扱ってきましたが、その実体験から言えるのは、「aceは壊れにくいブランドである」という結論です。
もちろんどんな製品にも限界はありますが、aceは修理件数が圧倒的に少なく、長く使えるモデルが非常に多い印象でした。
ここからは、現場でのリアルなデータと実感をもとに、壊れにくい理由や信頼される理由を分かりやすく解説していきます。
4年半レンタルしてわかった実態:壊れにくい理由とは?
スーツケースレンタル業界では、1つのスーツケースが短期間で何十人ものユーザーの手に渡ります。
荷物の重さも、扱い方も、旅行先の環境も千差万別。つまり、スーツケースにとってはかなり過酷な環境です。
そのなかでaceは、他社と比べても驚くほど破損件数が少なかったブランドのひとつでした。
例えば、ある人気モデルは2年間で40回以上レンタルされましたが、キャスターの交換が一度あっただけで、本体の割れやファスナーの破損はゼロ。同じ頻度で使った他社製スーツケースは、フレームが歪んだり、ハンドルが抜けたりといった不具合が出ていました。
aceの強みは、やはり日本ブランドならではの丁寧な設計と製造品質です。キャスターには日乃本製を使っているモデルが多く、耐久性だけでなく静音性も高い。フレーム構造も金属パーツがしっかり固定されており、がたつきが起きにくいんです。
また、ユーザーの声でも「安心感がある」「壊れる不安を感じたことがない」というものが多く、実際に再レンタルや購入に繋がるケースも多々ありました。
このように、aceが“壊れにくい”というのは単なる印象論ではなく、過酷な使用環境の中で耐えてきたという事実に基づいています。
「壊れやすい」という声の背景にある3つの誤解
ネット上には「aceは壊れやすい」といった声も見かけますが、現場で何百台と扱ってきた立場から言わせてもらえば、それらの多くは誤解によるものです。
とくに、以下の3つのパターンが目立ちました。
誤解①:安価モデルだけを見て「全部そう」と思ってしまう
aceはモデル展開が豊富で、1万円台の入門機から4万円超の本格派まであります。安価モデルは軽量化やコスト重視の設計のため、当然ながら耐久性も標準的です。ですが、上位モデルになると使用素材も構造も一段上。一部モデルだけで「壊れやすいブランド」と判断するのは早計です。
誤解②:外的要因による破損を“商品のせい”にしている
空港での積み込みや、旅行中の過剰な荷重、段差でのキャスター衝撃など、スーツケースにかかる負担はさまざまです。aceはそれらに対しても耐えうる設計ですが、完全に無敵ではありません。使用状況によっては、どんなブランドでも壊れるリスクはあります。
誤解③:見た目のキズを“故障”と感じてしまう
ポリカーボネート素材は、軽さと割れにくさに優れていますが、細かい擦りキズが付きやすいという特性もあります。これを「壊れた」と感じてしまう方もいますが、あくまで性能には影響しない“見た目の使用感”です。
これらの誤解が、「ace=壊れやすい」というイメージを一部で作ってしまっているのです。しかし、正しい情報と使い方を理解すれば、aceはむしろ壊れにくく安心できるスーツケースであることが分かります。
そもそも壊れにくいスーツケースとは何か?判断基準を解説
「壊れにくいスーツケース」とは、単に“割れない”とか“壊れない”というだけではありません。
私が現場で感じたのは、「繰り返しの使用に耐え、パーツごとに耐久性の基準を満たしているか」ということです。
以下のようなポイントが判断基準になります。
判断基準 | aceの評価 |
---|---|
キャスター耐久性 | 日乃本製で静音・高寿命◎ |
フレーム・ハンドル | 金属補強+ガタつきなし◎ |
素材(本体) | ポリカorABSで軽量かつ割れにくい◎ |
保証・修理体制 | 国内修理対応・部品供給◎ |
たとえば、キャスターは摩耗しやすく壊れやすいパーツですが、aceでは高耐久の“日乃本キャスター”を採用しているモデルが多く、修理依頼の数も非常に少なかったです。
また、フレームの剛性やハンドルの安定感も申し分なく、「出張や旅行で毎月使う」ようなヘビーユーザーからの信頼も厚かったです。
つまり、aceは“総合力”で壊れにくさを実現しているブランドです。どこか一部分が強いだけではなく、全体のバランスと設計思想に基づいて、長く安心して使える仕様になっている。それが、私が現場で体感した「aceの壊れにくさ」の本質です。
aceを選んでリピートする人に共通する“信頼”の声
aceのスーツケースを何度もレンタル・購入する人には、ある共通点があります。
それは、「旅先で安心して使える」という確信を持っているということです。
実際にレンタル現場では、「前に借りたaceが使いやすかったからまた同じのがいい」という声を何度も聞きました。印象的だったのは、旅行会社を通じて団体でレンタルされる際、「aceで揃えてほしい」とリクエストされたこともあるという事例。これはブランドへの“信頼”がなければ起こらない現象です。
信頼の背景には、以下のような実感があると考えられます。
- キャスターが滑らかで静か
- 持ち手やハンドルの操作性が良い
- 雨や衝撃にも強く、中の荷物が守られる
- 修理対応も国内ですぐ済むから安心
また、エントリーモデルを使って良かった人が、次回はハイグレードモデルを指定してくるというケースもありました。これは“期待以上だった”という体験の証拠です。
aceはスペックや理屈だけでなく、実際に使った人の満足体験によって選ばれ続けています。だからこそ、「壊れにくいかどうか」が不安な方にも、最初の1台として心からおすすめできるブランドなのです。
パーツごとに見るaceの耐久性と安心ポイント

スーツケースの「壊れやすさ」は全体ではなく、キャスター・ファスナー・フレーム・外装といった“パーツごとの耐久性”に左右されます。
私が4年半レンタル現場でaceを扱ってきたなかで感じたのは、どのパーツもバランスよく高品質で、他ブランドと比べてもトラブルの発生が少なかったという事実です。
特にキャスターや外装素材の頑丈さ、そして細部の作り込みは、日本ブランドならではのこだわりが感じられました。
ここからは、パーツ単位でaceの実力を解説していきます。
キャスターの寿命と静音性
スーツケースにおいて「最も壊れやすいパーツはどこか?」と聞かれたら、迷わず「キャスター」と答えます。段差、路面の凹凸、長時間の移動、全荷重を支える役割……これほど酷使される部分はありません。
そんな中でaceが採用している日乃本キャスターは、レンタル現場でも「圧倒的に壊れにくい」と感じたパーツのひとつです。
日乃本製キャスターの強みは、以下の通りです。
特徴 | 内容 |
---|---|
静音性 | 特殊ゴム製ホイールでガラガラ音が少ない |
耐久性 | 摩耗しにくく割れにくい構造 |
走行性能 | 360度回転でスムーズな取り回し |
修理性 | 単体パーツの交換が可能(長く使える) |
特に、静音性は一度使うと戻れないレベル。駅や空港で「コロコロ音がうるさくて恥ずかしい」と感じた経験がある方には、aceの静かな走行はかなり衝撃だと思います。
実際、4年間で何十台ものace製スーツケースを繰り返しレンタルしてきましたが、キャスターの修理が必要になったのは全体の5%未満でした。使用頻度が多くてもスムーズに回り、壊れても部品交換で再利用できる設計は、まさに「長く使える=壊れにくい」ことの証明です。
キャスターが丈夫なスーツケースをお探しの方はこちらの記事をご覧ください!
ファスナー・ハンドル・フレームはどこまで信頼できる?
スーツケースの中で、使うたびに可動するのが「ファスナー」「ハンドル」「フレーム」です。
特に旅行先でファスナーが壊れたり、ハンドルが伸びなくなったりすると、移動そのものが困難になりますよね。ですが、aceはこの“可動パーツ”の耐久性にも非常に強いブランドです。
ファスナー
aceのファスナーはYKK製などの信頼性の高いパーツを採用しているモデルが多く、4年半のレンタル業務でもファスナー破損はゼロに近いレベル。かみ合わせがズレる、レールが裂ける、といったトラブルもほぼ起きませんでした。
ハンドル
ハンドルは“ぐらつき”が起こると伸縮がスムーズにいかなくなりますが、aceは金属シャフトがしっかりと固定されており剛性が高い。使い込んでもスッと伸び、止めた位置でしっかり固定されるため、重い荷物でも不安なく運べます。
フレーム
フレームタイプのスーツケースも多く扱いましたが、角の補強設計やヒンジの頑丈さに特徴があり、歪みや破損が少ない印象でした。特に、四隅の負荷に強く、荷物の詰めすぎでも変形しにくいのがaceの優秀な点です。
これらのパーツに共通するのは、「普通に使っていれば壊れない」という当たり前の安心感。何百人もの利用者が使用しても壊れにくい=一般使用ではまず安心ということです。
外装素材(ポリカ/ABS)の違いと傷つきにくさの実力
スーツケースの“見た目”を構成する外装素材は、実は耐久性に直結する重要な要素です。
aceが採用している主な素材はポリカーボネート(以下ポリカ)とABS樹脂の2種類ですが、これが非常によく考えられていて、レンタル現場でも「壊れにくい外装」として信頼されていました。
素材 | 特徴 | aceの採用傾向 |
---|---|---|
ポリカ | 軽量・柔軟で割れにくい | 中〜上位モデルに多い |
ABS | やや硬め・コスパ重視 | 初心者向けモデルに多い |
ポリカの利点
ポリカは“しなる”素材なので、衝撃が加わっても割れずに変形で吸収する性質があります。レンタルで何度も飛行機に乗せていたスーツケースも、本体のひび割れがなく長持ちしていました。表面には多少の擦り傷がついても、致命的な劣化に繋がらないのが強みです。
ABSの利点
ABSは若干硬めで擦り傷がつきにくい特徴があり、表面の「マット感」もおしゃれ。コスパ重視のユーザーに人気で、こちらも通常使用でひび割れが起きた例はほとんどありませんでした。
また、aceでは表面の加工(マット・エンボスなど)を工夫することで傷が目立ちにくい設計になっています。つまり、素材だけでなく仕上げまで含めて、「見た目も中身も長持ち」なのがaceの魅力です。
「壊れやすい」と言われるモデルの傾向と選び方のコツ

aceのスーツケースは基本的に高品質で壊れにくい設計がされていますが、それでも「壊れやすい」と感じる人がいるのは事実です。
私がスーツケースレンタル会社で4年半勤務し、多くのモデルを扱ってきた経験から言えるのは、“モデルごとの特性と選び方を誤ると、壊れやすく感じてしまう”ということ。
このパートでは、実際の型番ごとの耐久性傾向や、旅行スタイル別の選び方、現場でよく見たNG習慣まで、壊れにくいスーツケースを選ぶためのリアルなコツをお伝えします。
安価モデルに注意?型番別で耐久性の傾向をチェック
aceは幅広い価格帯でモデル展開をしており、1万円台のエントリーモデルから、5万円を超えるプロ向けモデルまで多様です。
この価格差が生まれる理由は、主に「素材・構造・パーツの仕様」によるものです。
そして、この点を理解せずに選んでしまうと、「壊れやすい」と感じてしまうことがあります。
▼型番ごとの耐久傾向(※現場での実感ベース)
型番 | 特徴 | 耐久性(5段階) | 備考 |
---|---|---|---|
0690 | 軽量・安価モデル | ★★★☆☆ | 使用頻度低い方に◎ |
5509 | 中堅モデル(人気) | ★★★★☆ | 耐久・価格バランス◎ |
06241 | ハードフレーム型 | ★★★★★ | 長期旅行や頻繁な出張向け |
0745 | ソフトケース型 | ★★★☆☆ | 衝撃にはやや注意 |
0872 | 大型・キャスター強化型 | ★★★★★ | 荷物多い方でも安心 |
エントリーモデルは素材を軽くし、価格を抑えるため、構造的にやや繊細な部分があります。
ですが、それは「壊れやすい設計」ではなく「軽さとのトレードオフ」であり、使用頻度が少ない人には最適な選択肢です。
大事なのは、「どのモデルもace基準では丁寧に作られている」ということ。ただし、使用目的に合わないモデルを選んでしまうと、必要以上に負荷がかかり、結果的に“壊れやすい”と感じてしまうケースがあるのです。
旅行頻度・荷物の重さに合った選び方で壊れリスクは激減
aceのスーツケースが壊れにくいかどうかは、実は「あなたの旅行スタイルに合っているかどうか」で大きく左右されます。
私はレンタル現場で、旅行頻度や荷物量に合ったスーツケースを選んでいる人は、破損トラブルの発生率が非常に低いと感じていました。
以下の表をご覧ください。
旅行頻度 | 荷物量 | おすすめモデルの特徴 |
---|---|---|
年1〜2回 | 軽め | 軽量・価格重視型 |
月1〜2回 | 中〜重 | 中堅〜フレーム強化型 |
出張多め | 常に重い | 耐久・キャスター強化型 |
たとえば、年に1〜2回しか使わない方が頑丈すぎるスーツケースを選んでも、重さがネックになってしまうこともあります。逆に、出張や長期旅行で頻繁に使う人が軽量モデルを選ぶと、耐久性不足で壊れやすく感じてしまう可能性が高まります。
特に、荷物の重さが20kgを超える方は、キャスターの負荷が倍以上に跳ね上がるため、しっかりとキャスター補強されたモデルを選ぶことが必須です。
レンタル現場で明らかだったのは、「頻繁に使う人ほど壊れにくいモデルを知っていた」ということ。つまり、モデルと使用頻度の相性がマッチしていれば、aceは長く安心して使えるということなのです。
使い方ひとつで寿命が変わる!現場でよく見たNG習慣
いくら良いスーツケースを使っていても、使い方次第で寿命は縮んでしまいます。
レンタル現場では、明らかに「これは壊れるよな…」という使い方をしている方もたびたび見かけました。
以下は、壊れやすさに直結するNG行動とその対策です。
■NG習慣①:キャスターで階段や段差を引きずる
→段差のたびにドンッと衝撃を与えると、キャスターの芯が曲がったり、ボディに無理な負荷がかかります。
▶ 対策:段差は必ず持ち上げる
■NG習慣②:パンパンに詰め込んで無理やりファスナーを閉める
→ファスナーのレールが歪み、噛み合わせが悪くなる原因になります。とくにサイドに負荷が集中すると裂けやすくなります。
▶ 対策:余裕ある容量を選び、拡張機能付きモデルを活用
■NG習慣③:ハンドルを引き伸ばしたまま荷物を持ち上げる
→伸縮シャフトに負荷がかかり、曲がりや歪みが発生します。
▶ 対策:持ち上げるときは必ず本体の取っ手を使う
これらのNG習慣は、ブランドを問わずどのスーツケースでも故障の原因になります。しかし逆に言えば、aceのような高品質スーツケースは、丁寧に使えば本当に長持ちするということ。実際、何年も破損せず使われたモデルは多数ありました。
スーツケースの寿命ってどのくらい?とお考えの方はこちらの記事をご覧ください!
失敗しないモデル選びに大切な3つの視点
aceのスーツケースを「壊れにくく、長く使う」ためには、購入前のモデル選びが非常に重要です。レンタル現場で数百人以上の利用者を見てきた私が実感した、失敗しないための3つの視点をご紹介します。
①「使う頻度」で選ぶ
旅行が年に1回の人と、毎月のように出張する人では、必要とする強度や機能性は全く異なります。
- 年1〜2回:軽量モデル(例:5509)
- 月1以上:キャスター補強・剛性高いモデル(例:06241、0872)
②「持ち運び環境」で選ぶ
坂道や石畳をよく通る人は、キャスター強化型が適しています。静音性も重視される場所(駅・ホテルなど)では日乃本キャスター搭載モデルがベスト。
③「中身の重量」で選ぶ
- 10kg未満:ソフトタイプでもOK
- 20kg以上:ハードフレーム&キャスター耐久型が安心
この3つを意識するだけで、選ぶべきモデルは明確になります。aceはどのモデルも高品質で「悪いもの」はありませんが、使う人に合っているかどうかが“壊れにくさ”の大きな分かれ目になるのです。
aceスーツケースの保証・修理体制は実際どうなの?

スーツケースは旅行中に壊れると一気に不便になりますよね。
だからこそ、購入前に「万が一壊れたらどうなるのか?」を知っておくことは非常に大切です。
私がスーツケースレンタル会社で4年半勤務するなかで感じたのは、aceは壊れにくいだけでなく、修理・保証の体制がしっかりしていて安心できるブランドだということ。
正規保証の内容や、修理時の流れ、意外と知られていない補償範囲、修理トラブルの予防方法などを、利用者のリアルな声とともに詳しく解説していきます。
正規保証の内容と「壊れたとき」の対応フロー
aceのスーツケースを購入すると、正規ルートでの購入であれば“1年間の製品保証”が付帯します。
これは、通常使用の範囲内で発生した不具合や製造上の欠陥が対象となるもので、無償修理または交換対応が可能です。
■保証対象となる主な事例
- 縫製や接着の不良
- キャスター・ファスナー・ハンドルの初期不具合
- フレームやボディの構造的欠陥による破損 など
■保証対象外となるケース
- 航空会社や配送業者による破損
- 通常使用による摩耗(擦り傷や小キズ)
- 落下・誤使用による破損
- 自然災害・水濡れ・高温などの外的要因
▼ 修理の流れ(正規購入品)
- 保証書・レシート(または納品書)を用意
- ace公式カスタマーセンター(プロテカ修理受付も共通)に問い合わせ
- 指定の修理受付窓口に発送(元払い)
- 修理費用の見積もり連絡(保証対象なら無料)
- 修理完了後、返送(送料負担は状態により異なる)
重要なのは「正規店購入であること」と「保証書・証明書の保管」です。保証対応を受けるには、これらが必須なので、購入時に必ず確認しましょう。
また、修理拠点は国内に複数あり、比較的スムーズに対応してもらえるのもaceの強み。実際にレンタルで破損したスーツケースを修理に出したことがありますが、返却まで10日〜2週間ほどと非常に早かった印象があります。
修理に出す人の8割が知らない“補償範囲”とは?
aceの保証制度はしっかりしていますが、実際に修理に出す人の多くが「そこまではカバーされないんですか?」と驚くことがありました。
私が現場でよく耳にした、知られていない補償範囲の“落とし穴”を3つにまとめて紹介します。
① 航空会社・配送業者による破損は対象外
これは最も多い誤解です。空港で投げられた衝撃でキャスターが破損した、ベルトコンベアでフレームが歪んだ……こうした破損は「使用中の事故」として航空会社の責任であり、aceの保証では対象外になります。
▶ 補足:航空会社によっては空港内での事故に関して申請すれば修理費用を負担してくれるケースもあります。
② 経年劣化・擦り傷・変色は“自然摩耗”扱い
数年使用したことで表面が白く曇ってきた、擦り傷が目立つようになったというケースも補償対象外です。これはどのメーカーでも同様で、「使い方によらない自然な劣化」は保証の範囲外となります。
③「保証書なし」では修理費全額負担に
特にネット購入の方に多いのが「保証書が見当たらない」「どこで買ったかわからない」というケース。aceは正規店購入でない場合、保証対象にならない可能性が高く、有償修理になることが多いです。
このように、aceの保証は丁寧で迅速ですが、すべてが無料で修理されるわけではありません。ただ、逆に言えば保証外でも修理可能な体制が整っているということ。部品が残っていれば10年以上前のモデルでも修理を受けられることもあり、これはaceが“安心できるブランド”である大きな理由のひとつです。
よくある修理トラブルと避けるための注意点
スーツケースの修理に関して、よくある“すれ違い”や“想定外の出費”を防ぐには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
以下は、私が現場で実際に経験したり、ユーザーから聞いたりしたよくある修理トラブルとその予防策です。
トラブル①:「想像より費用がかかった」
思ったよりも修理費用が高くなるケースがあります。たとえばキャスター1個交換と思っていたら、軸ごと修理が必要になり、部品+工賃+送料で5,000円超となることも。
▶ 対策:見積もり確認後に修理進行を依頼すること(キャンセル可能)
トラブル②:「修理に時間がかかりすぎた」
年末年始や長期休暇中は修理が立て込むため、2〜3週間かかるケースもあります。旅行直前に修理依頼をすると間に合わないことも。
▶ 対策:使う予定の2〜3週間前には修理完了できるよう、余裕を持って依頼
トラブル③:「正規購入じゃなかったので保証外だった」
ネット購入(特に並行輸入品やオークション)で、正規保証が受けられないケースは意外と多いです。
▶ 対策:ace公式サイトまたは正規販売店で購入し、保証書を必ず保管
また、修理に出す際の梱包ミスによる破損の二次被害も注意が必要です。発送時はしっかり緩衝材で包み、可能であれば元箱を使うと安心です。
aceは、修理に関する説明も丁寧で、ユーザーに寄り添った対応をしてくれます。保証がなくても、壊れても、直せる体制がある。
この安心感こそ、私がaceをおすすめする大きな理由です。
壊れやすいと迷っている人へ伝えたいaceの魅力と選ぶべき理由

「aceって壊れやすいのかな…」と不安に感じている方にこそ、私は伝えたいことがあります。
レンタル会社で4年半、数百台のスーツケースを扱ってきましたが、aceほど“総合バランスが取れていて、安心して勧められるブランド”はほとんどありません。
壊れにくさはもちろんのこと、価格・機能・修理体制まで、どれを取っても優秀。
ここでは、他ブランドとの比較も交えながら、「なぜ迷っている人にこそaceなのか」を、実体験ベースでわかりやすく解説します。
コスパ最強の国産ブランドとしての信頼性
aceは、昭和初期から続く日本発の老舗スーツケースブランドです。
製品の多くを国内(滋賀県米原市)で製造しており、その品質と信頼性の高さは、多くの旅行者・ビジネスマンから支持されています。
私がレンタル現場で実感したのは、「壊れにくい」だけでなく「費用対効果が圧倒的に高い」という点です。
特におすすめしたいのが以下の3点。
項目 | aceの魅力 |
---|---|
品質 | 細部まで丁寧な日本製クオリティ |
価格帯 | 1万円台〜でも実用十分な性能 |
アフターサポート | 国内修理・補修部品の供給が早い |
たとえば、2万円台で購入できるaceの中堅モデルでも、キャスターは日乃本製、ファスナーやハンドルの剛性も申し分なし。
海外ブランドでは倍近い価格帯でようやく同等性能というケースも多く、「この価格でこの安心感」は本当にすごいと感じます。
さらに、国産ゆえに修理対応もスムーズ。
万が一のトラブルでも部品交換で長く使える体制が整っており、結果的に“買い替えの無駄”が減らせるのもaceの隠れた魅力です。
レンタル利用者の多くも「こんなに安心して使えたのは初めて」と感動されており、コスパの良さと安心感を両立したい方には、aceは間違いのない選択肢だと自信を持っておすすめできます。
サムソナイトやリモワと比べたときの“賢い選択肢”
サムソナイトやリモワといった海外の有名ブランドと比べると、「aceは格下じゃないの?」と思われがちですが、実際には全くそんなことはありません。
むしろ用途・頻度・価格を総合的に見たときに“賢い選択”ができるのがace”だと、レンタル現場で確信しました。
以下の比較表をご覧ください。
項目 | サムソナイト | リモワ | ace |
---|---|---|---|
平均価格帯 | 3〜5万円 | 10万円〜 | 1.5〜3.5万円 |
素材と耐久性 | ◎ | ◎ | ◎(モデルにより選択可) |
保証体制 | △ 海外窓口多 | △ 国内修理は限定的 | ◎ 国内迅速対応 |
カスタマー対応 | △ | △ | ◎(日本語・国内窓口) |
もちろんサムソナイトやリモワには“ブランド力”や“高級感”という付加価値があります。
ただ、それらに2倍〜3倍の価格差を払う価値があるかどうかは、使う人のスタイルによって変わります。
実際、出張族や旅行慣れしている方ほど「見栄より実用重視」でaceを選ばれる傾向にありました。「静かに走るキャスター」「壊れにくい素材」「修理体制の安心感」など、“本当に必要な要素”は、aceで十分すぎるほど満たされているのです。
つまり、aceは必要なところにだけしっかり投資し、余計な見栄やブランド料を削った“合理的な選択肢”だと言えるでしょう。
エースとサムソナイトはどちらが良いの?とお考えの方は下記の記事をご覧ください🎵
リモワのスーツケースってどうなの?高いだけじゃない?と思っている方はこちらの記事をご覧ください!
頻繁に使う人こそ実感するaceの安心感
スーツケースは、たまにしか使わない人よりも、頻繁に使う人のほうが“本当の実力”をよく知っています。
私がレンタル現場で感じたのは、「aceは毎月のように出張するような方に選ばれやすく、しかも“次も同じモデルで”というリクエストが多い」ということでした。
これはつまり、長期的に使ってもストレスがない=信頼できる製品だという証拠でもあります。
以下は、実際のリピート利用者に多かった声です。
- 「キャスターが静かで、移動が本当に楽」
- 「取っ手がしっかりしていて壊れない」
- 「1回壊れて修理しても、また使いたくなる」
とくに、「走行時の音が静か」という点は、リピーターの満足度を高めていました。
日乃本製のキャスターは、他のブランドと比べて段違いに静かで、ホテルの廊下や早朝の住宅街でも気を使わずに済みます。
さらに、頻繁に使う方ほど「修理ができるかどうか」にも敏感です。aceは国内対応で部品も豊富なので、万が一壊れても「買い替え」ではなく「修理してまた使える」スーツケースです。
これは、海外ブランドにはなかなかできないことです。
つまり、使えば使うほど「aceで良かった」と実感できる安心感がある。これは、1回だけの旅行では気づけない、本物の魅力です。
レンタル現場で見た「aceを選んでよかった」のリアルな声
レンタル会社に勤務していると、利用者の“リアルな感想”が毎日のように耳に入ってきます。
なかでも、aceを利用された方の反応はとてもポジティブで、「次回も絶対aceがいい」「このブランド、知らなかったけどすごく良かった」といった声が非常に多かったです。
ここでは、印象的だった3つのエピソードをご紹介します。
■エピソード①:70代ご夫婦の初海外旅行
軽くて静かに動くaceのスーツケースに「こんなに快適ならもっと早く知ってれば…」と感動され、帰国後すぐに同じモデルを購入されていました。
■エピソード②:海外出張の多いビジネスマン
キャスターの静音性と耐久性が決め手で、他ブランドから乗り換え。「一番安心して預けられる」と、社内でaceをおすすめしているとのことでした。
■エピソード③:3泊4日の女子旅グループ
「かわいいのに使いやすい」「疲れなかった」と絶賛。カラーやデザインの豊富さもポイントで、SNSにアップしていたのを見て後日問合せがくるほど。
このように、aceは“名前だけで選ばれているブランド”ではなく、使った人が本当に満足し、再び選びたくなるブランドです。
私は現場でそれを何度も目にしてきましたし、自信を持って「間違いない選択」と言えます。
【TOP5】エースの評価が高いスーツケースランキング!
ここではスーツケースレンタル会社で特に評価が高かったエースのスーツケースTOP5を厳選して紹介します!
実際の使用データをもとに、耐久性・使いやすさ・機能性のバランスが優れたモデルをピックアップしました。
エキスパンド機能・フロントポケット・キャスターストッパーなど、旅を快適にする工夫が詰まったスーツケースばかり。
どのモデルがあなたの旅行スタイルに最適なのか、詳しく見ていきましょう!
商品名 | 画像 | 購入先 | 主な特徴 |
---|---|---|---|
クレスタ 06317 | ![]() | ![]() | 隠しファスナーポケット付きの多機能モデル |
タッシェ | ![]() | ![]() | 機内持ち込み対応&PC収納対応のビジネス向けスーツケース |
ラディアル | ![]() | ![]() | 光沢感があり、デザイン性と機能性を両立 |
クレスタ2 | ![]() | ![]() | キャスターストッパー付きで公共交通移動に強い |
フレットボード | ![]() | ![]() | 15.6インチPC収納対応&アクセスポケット搭載の実用性重視モデル |
【エース】クレスタ 06317

エースのクレスタ 06317は、旅行や出張で使いやすい多機能スーツケース。
開閉せずに小物を取り出せる隠しファスナーポケット、旋回性の高い双輪キャスター、TSAダイヤルロックを搭載し、使い勝手と安全性を両立。
サイズ展開も豊富で、1泊~10泊以上の旅行に対応可能。3段階調整ハンドルで快適な操作性を実現し、スムーズな移動をサポートする万能スーツケース!
【エース】タッシェ(フロントポケット付きスーツケース)

機内持ち込み対応&PC収納可能なフロントポケット付きスーツケース!
出張や旅行時にすぐに取り出したいアイテムを収納できるクッション性のあるフロントポケットを搭載し、13インチのPCや書類もスムーズに収納可能。
旋回性に優れた双輪キャスターでスムーズな移動を実現し、電車やバス移動時に便利なキャスターストッパー付きで、不意な走行を防止。4段階調整可能なハンドルで、身長やシーンに合わせた快適な操作性を提供。
TSAダイヤルロック搭載でセキュリティも安心! ビジネス・旅行どちらにも最適な実用性抜群のスーツケース!
【エース】ラディアル

光沢感のあるスタイリッシュなデザインと双輪キャスターによるスムーズな走行性が魅力の「ラディアル」。
S(2~3泊)・M(3~5泊)・L(7~10泊)とサイズ展開が豊富で、用途に応じて選べます。
TSAダイヤルロック搭載で海外旅行も安心。サイドハンドル&グライド付きで横置き時も安定し、マチ付き内装ポケットで荷物整理も快適。機能性とデザインを両立した一台!
【エース】クレスタ2(キャスターストッパー&双輪キャスター搭載)

スタイリッシュなデザインと高級感のあるカラーが魅力の「クレスタ2」。
S(2~3泊)・M(5~7泊)・L(7~10泊)とサイズ展開が豊富で、旅行や出張に最適です。
キャスターストッパー搭載で電車やバス移動時も安心。双輪キャスターによるスムーズな走行と、4段階調整ハンドルで快適な操作性を実現。TSAダイヤルロック搭載で海外旅行も安全。
さらに、抗菌加工内装で衛生面にも配慮した、機能性とデザインを両立した一台!
【エース】フレットボード(フロントポケット&キャスターストッパー搭載)

上品なマットデザインと機能性を両立したスーツケース!
フロントポケット付きで15.6インチのPCも収納可能、ビジネスシーンや出張にも最適。本体収納部へのアクセスポケットを搭載し、スーツケースを開かずに荷物の出し入れが可能。
キャスターストッパー付きで電車やバス移動時も安心、双輪キャスターでスムーズな移動を実現。サイズ展開もS(2~3泊)~XL(10泊以上)と豊富で、短期~長期旅行まで対応。
TSAダイヤルロック搭載で海外旅行にも最適な、実用性抜群の一台!
【迷っているならコレ!】私が3年間愛用しているスーツケース!
私が愛用しているスーツケースは、エースの「クレスタ(06316)」というモデルです。

もともとスーツケースレンタルの職場で働いていたとき、お客様からの評判がとても良かったのがきっかけで、自分でも購入してみたのですが、気がつけばもう3年も使い続けています。
一番気に入っているのは、容量を増やせるエキスパンド機能。本体のファスナーを開けるとマチが広がって、34Lから39Lに容量アップします。旅先で荷物が増えても、手荷物を増やすことなくすっきり収納できるのでとても助かっています。
さらに便利なのが、上部にある隠しファスナーポケット。スーツケースをいちいち全開しなくても、小物をサッと取り出せるので、新幹線の網棚に置いたまま必要なものを取り出す時に重宝しています。
双輪キャスターは静かでスムーズに走るので、移動がとても快適。ハンドルも3段階調整ができて、自分の身長や移動シーンに合わせて無理なく操作できます。TSAダイヤルロック付きで鍵を持ち歩かなくても施錠できるのも安心ポイント。
「壊れにくいか不安…」という方もいるかもしれませんが、実際に3年使ってみて、不具合は一度もありません。
細部までよく考えられていて、不安なく使えるスーツケースだと実感しています。
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✅ まとめ
本記事では、「ace スーツケース 壊れやすい」という疑問に対し、現場経験をもとに事実と誤解を丁寧に整理しながら、その魅力や正しい選び方まで網羅的に解説してきました。
aceは決して壊れやすいブランドではなく、むしろ長く使える安心設計とサポート力を兼ね備えた優良国産ブランドです。
モデルの選定や扱い方、保証の理解によって、その価値はさらに高まります。
▷この記事の重要ポイントまとめ:
- 「壊れやすい」という声は誤解が多く、実際は高耐久
- キャスター・ファスナー・素材ごとの耐久性も非常に高い
- 安価モデルとの違いや適切な選び方で寿命は伸びる
- 修理に関する知識と保証の理解で不安は解消できる
- aceはコスパ・信頼性ともに優れた“賢い選択肢”
スーツケースを年間数百台扱った元レンタル会社勤務。
【多数の掲載実績あり:【C.jutro】公式サイト・【アイエルレンタル】公式ページ】
サイズ、重量、デザイン、価格から「後悔のないスーツケース選び」をサポートしていきます。
何もできませんがスーツケースの知識だけは語れます…笑
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