【機内持ち込み最大!】おすすめのスーツケースランキングと選ぶ際の注意点

おすすめ:スーツケース集

「機内に持ち込めるサイズの中で、一番大きくて、おすすめのスーツケースが知りたい」
そんな悩みを持ってこのページにたどり着いた方に、失敗しない選び方と“プロのおすすめ”をお届けします。

私自身、スーツケースレンタル会社で4年半働き、数千台のスーツケースの実物を見て、触れて、試してきました。
その中で分かったのは、「見た目が大きい」や「容量が多い」だけで選ぶと、逆に使いづらくなるケースもあるということ。

この記事では、「機内持ち込みサイズの限界ギリギリを狙いたい」という方に向けて、
“実際に人気だった最大サイズモデル”や“選ぶときの注意点”、“機能性で差が出るポイント”を詳しく解説していきます。

この記事を読むと以下のことが分かります:

  • 機内持ち込みスーツケースの最大サイズの基準と注意点
  • 航空会社ごとの制限の違いや「100席未満」機材の落とし穴
  • 現場で人気だった最大容量スーツケースの傾向と選び方
  • 軽さ・安定性・機能面で本当に使いやすいモデルの特徴
  • レンタルで試すという新しい選択肢のメリット
  1. 機内持ち込みスーツケースで最大サイズはどのくらいのサイズ?
    1. 機内持ち込みできる最大サイズは「55×40×25cm(115cm以内)」
    2. サイズオーバーに注意!航空会社別の持ち込みルール一覧
  2. 【好評モデル】機内持ち込み最大サイズのおすすめランキング!
    1. 🏆 1位:[エース] スーツケース クレスタ
    2. 🏆 2位:[レジェンドウォーカー] スーツケース アルミフレーム
    3. 🏆 3位:[MAIMO] キャリーケース
    4. 🏆 4位:[グリフィンランド] スーツケース キャリーケース
    5. 🏆 5位:[イノベーター] スーツケース INV50
  3. 大容量だけじゃダメ!機内持ち込みで本当に必要な5つの機能
    1. 拡張機能は逆効果?機内でNGになる落とし穴
    2. 静音キャスターとキャスターストッパーは“現場で差が出る”
    3. 前ポケット付きは神仕様!ビジネス・出張での使いやすさ
    4. TSAロック付きで海外利用も安心!実体験ベースで解説
    5. 軽さより“安定性”重視!転倒しやすいスーツケースの共通点
  4. 機内持ち込み最大サイズのスーツケース選びで失敗しないための注意点
    1. 国内線と国際線では「機内持ち込み基準」が違う
    2. 「100席未満の飛行機」は要注意!?
    3. 「最大=正解」とは限らない?旅のスタイルで考える容量設計
    4. 現場でよく見た!よくあるトラブルとその回避策
    5. 実はレンタルも選択肢?購入前に試すユーザーが増えている理由
  5. まとめ

機内持ち込みスーツケースで最大サイズはどのくらいのサイズ?

飛行機に乗るとき、できれば預け荷物にせず、機内にスーツケースを持ち込みたいという方は多いはず。

特にLCC(格安航空会社)や短期出張・旅行では、荷物の最小化がコストと手間の削減につながります。ただし、機内に持ち込めるスーツケースには厳密なサイズ制限があるため、選び方を間違えると空港で「預け直し」となり、余計な費用とストレスが発生します。

この項目では、私がスーツケースレンタル業務で何千件もの利用ケースに接した経験をもとに、機内持ち込み可能な「最大サイズ」と、見落としやすい航空会社ごとの規定の違いについて、徹底的に解説します。

機内持ち込みできる最大サイズは「55×40×25cm(115cm以内)」

結論からお伝えすると、機内持ち込みスーツケースの最大サイズは「55cm×40cm×25cm以内(3辺合計115cm以内)」が基本です。

これは、JAL・ANA・Peachなど多くの国内主要航空会社および国際線で採用されている共通ルールです。

▽機内持ち込みサイズの基準(一般的な例)

航空会社3辺合計の最大各辺の目安重量制限
ANA・JAL(100席以上)115cm以内55×40×25cm10kg以下
ANA・JAL(100席未満)100cm以内45×35×20cm10kg以下
Peach・JetstarなどLCC原則115cm以内55×40×25cm7〜10kg

※詳細は次の項目をご覧ください♪

▽スーツケースレンタルの現場からのリアルな声

私が現場でよく見たのは「55×40×25cm」というギリギリサイズのモデルに対する問い合わせの多さです。特に、「42L」前後のモデルが最も人気でした。

実際にレンタルされたお客様からは「このサイズでも3泊できた」「持ち込みできて助かった」といった声が多く、収納力と機内対応のバランスが絶妙であることが伺えます。

サイズオーバーに注意!航空会社別の持ち込みルール一覧

ここで見落としがちなのが、「航空会社によって持ち込みサイズが微妙に異なる」点です。

とくにLCC(格安航空会社)は、サイズ・重量に関してより厳しく、数センチの差で追加料金を請求されるケースも実際に多いです。以下に、主要航空会社の機内持ち込みルールを分かりやすく整理します。

▽国内・海外主要航空会社の機内持ち込みサイズ比較表(2024年時点)

航空会社サイズ上限(cm)重量制限特徴
ANA(100席以上)55×40×2510kg大手基準、比較的寛容
JAL(100席以上)55×40×2510kg同上
ANA・JAL(100席未満)45×35×2010kg注意が必要、地方路線など
Peach55×40×257kg厳格にチェックされやすい
Jetstar56×36×237kg横幅に注意
スカイマーク55×40×2510kgLCCに近いが比較的柔軟
エアアジア56×36×237kg重量超過が最も狙われる
ユナイテッド航空56×35×22規定なし(目安10kg)国際線では寸法重視

※各社公式ページを元に2025年7月時点で調査

▽レンタル業務中のトラブル実例

実際にあったのが、「ANAの国際線だから大丈夫だと思って使ったけど、地方からの国内乗り継ぎが100席未満の機材で、結局預けさせられた」というケース。

国内線と国際線で機材が異なり、規定が変わることがあるのは要注意です。

また、LCCでは持ち込み前にサイズチェックゲージで確認されることも多く、「キャスター込みでオーバー」していると預け入れ料金を追加で支払うことになります。

【好評モデル】機内持ち込み最大サイズのおすすめランキング!

「機内持ち込みできるスーツケースの中で“最大サイズ”が欲しい!」という声は、スーツケースレンタルの現場でも非常に多く寄せられていました。とはいえ、単に大きければ良いわけではなく、収納効率・機内持ち込みの可否・機能性など、総合的なバランスが重要です。

ここでは、実際にレンタルで人気だったモデルを中心に、“最大サイズで本当におすすめできるスーツケース”をランキング形式で紹介します。

選び方の軸がブレないよう、各モデルの特徴や使い勝手も詳しく解説しています。

順位商品名画像購入リンク価格(円)
1位エース クレスタ13,090
2位レジェンドウォーカー12,780
3位MAIMO16,980
4位グリフィンランド13,980
5位イノベーター23,980

🏆 1位:[エース] スーツケース クレスタ

項目内容
📦 エキスパンド機能帰りは荷物が増えても安心!拡張時は預け入れ対応に。※機内持ち込み時は未拡張で利用必須
🛞 静音・双輪キャスタースムーズな旋回性能で、狭い機内通路でもストレスなし
📐 サイズ設計【外寸】55×35×25cm=3辺合計115cmで機内持ち込みギリギリ最大
🔒 TSAダイヤルロックカギ不要・アメリカ渡航でも壊されずに開錠可能
🎨 カラーバリエーションシンプル系からポップな色まで全9色。男女問わず使いやすい

🔹 実績データ

項目数値
レンタル回数373回
満足度89%(高評価332件)

💬 利用者の声

  • 🗣️「帰りにお土産が増えたけど、エキスパンド機能で余裕でした」
  • 🗣️「キャスター音が静かで、空港内の移動がとにかく快適!」

💬 私からのコメント

4年半スーツケースレンタル現場で見てきた中でも、最大サイズを活かしつつ「快適さ」や「安定感」も備えていた人気モデルです。
サイズ・機能・使用感のバランスが非常に良く、「最初の一台」としても間違いない選択肢です!

🏆 2位:[レジェンドウォーカー] スーツケース アルミフレーム

項目内容
🛞 静音ダブルキャスター360度回転&静音仕様で、混雑した空港や機内通路もスムーズに移動可能
🔗 フック付き台座手荷物や買い物袋をサッとかけられるフック付き。手がふさがっていても移動ラクラク
🔄 オートリターンハンドル自動でゆっくり戻る設計で、ハンドルのバタン音・急な戻りによるトラブルも回避
📏 多段階キャリーバー調整軽量かつ丈夫なアルミ製バーで、好みの高さに細かく調節可能
🔒 TSAダイヤルロックダイヤル式でカギ不要。アメリカ圏でも安心して使用可能
💼 ユニセックスデザインビジネス・カジュアル両対応の洗練されたデザインが魅力
🎨 カラーバリエーション選べる11色。個性派もベーシック派も納得のラインナップ

🔹 実績データ

項目数値
レンタル回数393回
満足度86.2%(高評価339件)

💬 利用者の声

  • 🗣️「オートリターンハンドルが地味に便利! 片手がふさがっていてもスムーズに動けた」
  • 🗣️「静音キャスターが快適すぎる! 朝早くの移動でも、周囲に気を遣わずに済んだ」

💬 私からのコメント

4年半のスーツケースレンタル現場でも、ハードな出張・移動が多い人に選ばれやすいモデルです。
「音の静かさ・操作性・耐久性」すべてが高水準で、“ストレスのない移動”を求める人に間違いない選択肢だと自信を持っておすすめできます。

🏆 3位:[MAIMO] キャリーケース

項目内容
🔧 スペア付き交換キャスター故障時も安心!付属の六角レンチで簡単に交換可能。長く使えてコスパも◎
🛑 キャスターストッパー電車や坂道で自立可能。片足で操作できるから、移動中もストレスフリー
🔇 静音ダブルキャスターHINOMOTO社製の最新素材を採用し、走行音を20dB以上カット。深夜移動も安心
💪 高耐久&軽量ボディドイツ製ポリカーボネート素材で軽さと丈夫さを両立。キズにも強く安心感大
🎨 9色のバリエーション落ち着き系~明るめまで選べる全9色展開。性別・年齢問わず使いやすいデザイン

🔹 レンタル実績

内容数値
レンタル回数311回
満足度83.7%(高評価:260件)

💬 実際の利用者の声

  • 🗣️「ストッパーが想像以上に便利! 電車で立っていてもズレずに快適」
  • 🗣️「交換キャスター付きがありがたい! 長く使えるから買うより安心感がある」

💬 私のコメント(レンタル現場での視点)

「機内持ち込みギリギリ最大サイズ」として人気だったモデルです。
よくある「キャスターが壊れて処分」の心配がないので、コスパ・利便性ともに優秀な1台
ビジネスにも旅行にも使いやすく、はじめての機内持ち込みスーツケースにもおすすめです。

🏆 4位:[グリフィンランド] スーツケース キャリーケース

項目内容
📦 容量とサイズ感機内持ち込みギリギリサイズ(S)でも収納力しっかり! 1〜3泊分が余裕で収まる39.1L
💪 高耐久ボディ軽量ながら頑丈な素材を採用。キズや衝撃に強く、長期使用も安心
🛞 静音&スムーズキャスター音が静かで操作性も良いホイール設計。駅や空港でもノンストレスで移動できる
🔗 便利な収納設計荷崩れ防止の内装ストラップ付きで、出張や移動が多い人にも◎
🎨 8色のバリエーション落ち着きカラーから明るめまで、選ぶ楽しさも備えたデザイン展開

🔹 レンタル実績

内容数値
レンタル回数291回
満足度83.5%(高評価:243件)

💬 実際の利用者の声

  • 🗣️「サイズ展開が豊富で、旅行スタイルに合わせて選べるのが良かった」
  • 🗣️「軽いのに収納力抜群!スムーズなキャスターで快適に移動できた」

💬 私のコメント(レンタル現場での視点)

初めて機内持ち込みスーツケースを選ぶ人にとって、バランスの良さが魅力です。
軽さ・頑丈さ・収納力、すべてを兼ね備えた“間違いのない一台”。
カラー展開も豊富なので、ビジネスにも旅行にも使える万能タイプとして人気でした!」

🏆 5位:[イノベーター] スーツケース INV50

Innovator(イノベーター)
¥23,980 (2025/03/20 14:38時点 | Amazon調べ)
項目内容
🌍 世界的デザイン評価ヨーロッパ発、世界的デザイン賞を受賞した唯一無二のスーツケース。ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも永久収蔵されるレベルの美しさ
🎨 圧巻の19色展開全19色から選べるカラバリで、誰とも被らない“自分だけ”の1台に。モノトーンからビビッドまで豊富
💼 軽量&持ちやすさ◎見た目だけじゃなく、軽さと耐久性のバランスも高水準。街歩きもスムーズで疲れにくい
✨ ミニマルで個性的な外観シンプルなのに他とは違う、“映えるスーツケース”を探している人に最適
🛫 ライフスタイル提案型設計「Beyond Boundaries」コンセプトで、“旅そのもの”を自由に楽しむ人向けの設計思想が反映

🔹 レンタル実績

内容数値
レンタル回数289回
満足度83%(高評価数:240件)

💬 実際の利用者の声

  • 🗣️「19色の中から選べるのが本当に楽しい!個性が出せてテンションも上がります」
  • 🗣️「軽くておしゃれ。空港で褒められました!」

💬 私のコメント(スーツケースレンタル現場から)

“機能性よりデザイン性重視”の人に、間違いなくおすすめです。
一度このシリーズを使った人は、『次も絶対これにしたい』と言うほどハマっていました。
色選びも楽しみのひとつで、旅行のワクワク感を引き出してくれるスーツケースです!」

大容量だけじゃダメ!機内持ち込みで本当に必要な5つの機能

スーツケースを選ぶとき、「とにかく大容量がいい」「最大サイズを選べば安心」と考えがちですが、機内持ち込みでは“サイズギリギリ”よりも“実用性”がカギになります。

実際、私がスーツケースレンタル会社で4年半勤務していたなかで、「容量はあるのに使いにくかった」という声を何度も聞いてきました。

ここでは、見落とされがちだけど、現場で本当に役立った5つの機能を、プロの視点から厳選してご紹介します。

購入・レンタルどちらにしても、以下の機能を押さえておくことで、スーツケース選びの失敗を防げます。

拡張機能は逆効果?機内でNGになる落とし穴

スーツケースの「拡張機能」は便利そうに見えますが、機内持ち込みに関してはむしろトラブルの原因になりやすい機能のひとつです。

拡張すると奥行が数cm増え、機内持ち込みの上限(通常D25cm)をオーバーする可能性が非常に高くなります。

▽実際に起きやすい問題

  • サイズオーバーで持ち込み不可となり、預け入れ対応に変更される
  • LCCでは拡張部分がゲージに引っかかり、追加料金が発生
  • 荷物を詰めすぎて重量超過になる

▽私の現場経験からのアドバイス

  • 機内持ち込み前提なら「拡張機能は使わないことを前提」にする
  • 拡張時と通常時の外寸を事前にチェックする
  • 拡張部分がある場合は、「帰りの荷物が増えたとき専用」と考える

機内持ち込み対応モデルだからといって、拡張状態でもOKとは限りません。この点を見落として、現場で預け直すことになったお客様も多くいらっしゃいました。

拡張機能のデメリットが知りたい方はコチラをご覧ください♪

静音キャスターとキャスターストッパーは“現場で差が出る”

使って初めて分かるのが、キャスター性能の差です。中でも、「静音設計」「ストッパー付き」は、レンタル後の満足度が非常に高い機能でした。

▽静音キャスターのメリット

  • 早朝や深夜のホテルや住宅街でも気兼ねなく使える
  • 空港や駅での長距離移動でも音によるストレスが少ない
  • 「安っぽさ」がなく、周囲への配慮にもつながる

▽キャスターストッパーが活躍する場面

  • 電車・バス移動中、勝手に転がらず安全
  • 坂道や傾斜のある場所での荷崩れ防止
  • 空港で立ち止まって待つときにも便利

私が印象的だったのは、キャスターストッパー付きモデルを一度使った人は、ほぼ必ず次もそれを希望したという事実です。これは、「便利」というレベルではなく「安心・必須」に近い体験なのだと思います。

丈夫なキャスターのスーツケースをお探しの方はコチラの記事をご覧ください♪

前ポケット付きは神仕様!ビジネス・出張での使いやすさ

「もっと早く知っておけばよかった」と言われる機能の代表が前ポケット(フロントオープン)付きのスーツケースです。特に出張やビジネス用途の方には圧倒的に便利な仕様です。

▽こんな場面で便利

  • 保安検査場でノートPCやタブレットをすぐに取り出せる
  • 書類やチケットなどをメイン収納を開けずに取り出せる
  • 空港や電車内で、立ったまま必要な物を取り出せる

私の経験上、ビジネスマンのリピーターが最も多かったのが前ポケット付きのハードタイプモデルでした。

▽選ぶ際の注意点

  • 奥行(D)が25cmを超えやすいため、サイズ確認が必須
  • 前ポケットが薄い場合は、収納力に期待しすぎないこと

収納とアクセス性の両立が求められる人には、この機能はマストです。

フロントオープンスーツケースのデメリットが知りたい方はコチラの記事をご覧ください♪

TSAロック付きで海外利用も安心!実体験ベースで解説

TSAロックとは、アメリカ運輸保安局が認可した特殊な鍵付きロックのことです。

これがあることで、アメリカや一部の国でスーツケースを壊されずに中身を検査してもらえます。

▽TSAロックがない場合のリスク

  • アメリカの空港で鍵を破壊されることがある
  • ジッパーが壊され、補修費や破損のストレスが発生

実際、レンタルでTSAなしモデルを海外利用された方が「帰国したらファスナーが壊されていた」という苦情があり、それ以降はTSA付き以外は海外用途にはおすすめしない方針を取っていました。

▽TSAロックの特徴

  • 暗証番号タイプが主流(鍵不要)
  • TSA職員だけが開けられる特殊キー対応
  • デザインや取り出しやすさも年々進化

海外旅行や出張の予定がある方は、TSAロック搭載モデル一択です。

軽さより“安定性”重視!転倒しやすいスーツケースの共通点

最近は軽量スーツケースが人気ですが、軽さだけを重視すると「転倒しやすい」などの使いにくさにつながることもあります。

▽転倒しやすいモデルの特徴

  • キャスターの接地幅が狭い
  • 重心が高く、前面にポケットがあるタイプ
  • 軽量化のために素材が薄く、自立しづらい設計

▽安定感があるモデルの特徴

  • 台形に近い安定設計(下広がり)
  • 自立テストでしっかり直立する(店頭で確認可能)
  • 前ポケットがあっても中身のバランスで傾きにくい構造

私のレンタル現場でも、「軽くて使いやすそうだったけど倒れやすくて困った」という声がよくありました。

軽さはメリットですが、それ以上に“安定性”が安心感に直結するという点を、ぜひ押さえておいてください。

軽いスーツケースのおすすめはコチラの記事からご覧いただけます♪

機内持ち込み最大サイズのスーツケース選びで失敗しないための注意点

スーツケースを機内に持ち込みたいと考える人にとって、「最大サイズ」は魅力的なキーワードです。

しかし、“最大サイズ=失敗しない選択”とは限らないのが現実です。私がスーツケースレンタル会社で4年半勤務していた経験から言うと、サイズだけを見て選び、現場でトラブルになるケースは非常に多いです。

本章では、実際の利用シーンを想定しながら、サイズ基準の違いや見落としがちなリスク、ユーザーが陥りがちな失敗を回避するポイントを詳しく解説します。

国内線と国際線では「機内持ち込み基準」が違う

国内線と国際線では、機内持ち込みのサイズ基準や運用ルールに微妙な違いがあります。

基本的に多くの航空会社が採用している上限サイズは、3辺の合計が115cm以内(例:55×40×25cm)ですが、国内線と国際線で若干の違いが見られることも。

▽国内線(JAL・ANAなど大手)

  • 【100席以上】の場合:115cm以内(55×40×25cm)・10kgまで
  • 【100席未満】の場合:100cm以内(45×35×20cm)・10kgまで

▽国際線

  • 多くの航空会社が国内線と同様の規定
  • ただし、航空会社や国によってキャスターや取っ手の含み方が異なるケースがある

重要なのは、「同じ航空会社でも、国内線と国際線で基準が違う場合がある」という点です。 例えば、ANAで国際線から国内線に乗り継ぐ際、国内線区間が100席未満の機材だった場合、機内持ち込み不可になってしまうことがあります。これは私のレンタル現場でもトラブルの多いケースでした。

「100席未満の飛行機」は要注意!?

スーツケース選びで見落とされがちなのが、飛行機の「座席数」による持ち込み制限の違いです。

特に国内の地方路線などでは、100席未満の小型機が使われることがあり、この場合の機内持ち込み基準は一気に厳しくなります。

▽100席未満の主な制限

  • サイズ:45×35×20cm以内(合計100cm)
  • 重量:10kg以内(変わらず)

このサイズになると、一般的な機内持ち込み最大モデル(55×40×25cm)は完全にアウト。搭乗口で止められ、預け荷物に変更されるケースも多発します

▽現場でよくあった実例

  • 利用者「機内持ち込みOKのはずで借りたのに…」
  • 私「今回は機材が小型機なので、規定が変わっています」
  • 結果:その場で預け直し(追加料金 or 急いで荷物の入れ替え)

このようなケースを避けるには、搭乗予定の便が「100席未満」かどうかを事前に確認することが大切です。航空会社の公式サイトや、予約確認ページで機材情報を見れば記載されています。

「最大=正解」とは限らない?旅のスタイルで考える容量設計

「どうせなら最大サイズを持ち込みたい」――気持ちは分かります。

ですが、最大サイズを選んだ結果“無駄に大きくて邪魔だった”というケースも少なくありません。特に短期出張や1泊2日の旅行では、あえて最大を選ぶ必要はない場合も多いです。

▽旅のスタイル別・おすすめ容量目安

旅のタイプ容量(目安)おすすめ理由
1泊~2泊20〜30Lコンパクトで持ち運びやすい
2泊~3泊30〜40L着替えやPCも入る万能サイズ
3泊~5泊40〜45L最大サイズに近く収納力◎

私の経験上、短期旅行で最大サイズを使った方の約3割が「少し大きすぎた」と感じていたというアンケート結果もありました。

また、最大サイズは空港や電車内でかさばりやすく、足元スペースに収まらないことも。「必要最低限+少し余裕」の考え方が失敗を防ぎます。

スーツケースのサイズにお悩みの方はコチラの記事をご覧ください♪

現場でよく見た!よくあるトラブルとその回避策

スーツケースレンタル現場でよく遭遇した「あるあるトラブル」を紹介します。

選ぶ段階でこれらを知っておけば、現場でのストレスをかなり減らせます。

▽トラブル例と回避策

トラブル内容原因回避方法
サイズオーバーで機内持ち込みできない拡張状態・取っ手を含めて測っていない拡張を閉じた状態で計測、公式サイズゲージを事前確認
重量オーバーで追加料金本体が重く、少しの荷物で7kg超過軽量モデルを選ぶ・本体重量を事前チェック
キャスターがうるさくて不快安価なスーツケースの樹脂キャスター静音キャスター搭載モデルを選ぶ
空港でスーツケースが倒れる軽量すぎる or 前ポケットに重い物安定設計モデル、荷重バランスを意識

これらの対策は、購入時よりも“選ぶ基準”の段階でできることばかりです。

実はレンタルも選択肢?購入前に試すユーザーが増えている理由

最近では、スーツケースを「購入前にレンタルで試す」という人が増えています。特に最大サイズモデルの場合、価格も高く、買ってから後悔するケースが多いため、1回使ってから判断するのは非常に賢い選択です。

▽レンタルのメリット

  • 複数ブランド・モデルを実際に使って比較できる
  • 保管スペースが不要
  • 出発地に配送・帰着地から返却も可能

私の勤務していたスーツケースレンタル会社では、最大サイズモデルは「初めての海外旅行」や「1週間以上の出張」での“試し使い”目的で非常に需要が高かったです。

さらに、レンタル経験を経て購入される方は、サイズ選び・機能選びの失敗が少ない傾向にありました。

▽こんな人におすすめ

  • 最大サイズの使い心地を事前に確かめたい方
  • 旅先や移動のスタイルに合ったサイズ感を確認したい方
  • 保管場所に余裕がない方

一度使ってみてから買う、という選択肢を持つことは、後悔のない買い物への近道です。

まとめ

この記事では、機内持ち込みサイズの中で最大限に使える、おすすめのスーツケースを、スーツケースレンタル会社での実体験をもとにご紹介しました。

“最大サイズ=最良”ではなく、“旅の快適さと安全性”を意識した選び方が失敗を防ぐカギです。

本記事のポイントまとめ:

  • 最大サイズの目安は「55×40×25cm以内・重量7〜10kg」
  • 拡張機能はNGになる可能性があるので注意が必要
  • 航空会社や機体によって制限が異なるため事前確認が必須
  • キャスターやポケットなどの機能性が実は快適さを左右する
  • 購入前にレンタルで実際に使ってから判断するのがベスト

「どれを選べば後悔しないか?」の答えがきっと見つかる内容になっています。
次の旅行の前に、ぜひ一度しっかり選び直してみてください。

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